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「住宅ローンは一括返済した方がいいの?」
一括返済は、メリット・デメリットを把握していないと損してしまう可能性があります。
一括返済する前に知っておいた方がいい情報についてもご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね♪
住宅ローンを一括返済するメリット
総返済額が減る
ローンの返済は、残高に対して利息を払い続けるため、返済期間が長いほど総返済額が大きくなります。
一括返済すれば、当初払う予定だった金利を払う必要がなくなるので総返済額が少なくなります。
例えば、借入額3000万円・返済期間35年・固定金利1.3%(金利変動なしと仮定)で住宅ローンを組み、15年後に一括返済を行う場合と、行わない場合とでは支払い利息に以下のような差がでます。
支払い方法 | 支払い利息の合計 |
15年後に一括返済 | 479万8,337円 |
一括返済なし | 735万6,564円 |
参照:イーデス
一括返済する場合、約255万円も総返済額が少なくなります。
保証料が返金されることがある
住宅ローンを組む際に保証料を前払いしていた場合は、返済期間が変わるため返金されることがあります。
これを「戻し保証料」といいます。
住宅ローンの返済プランによっては返金されないケースもあるので、事前に確認しておきましょう。
住宅ローンを一括返済するデメリット
手数料がかかる
住宅ローンの一括返済には、手数料がかかるケースがほとんどです。
金額は金融機関によって異なりますが、3万3,000円(税込)にしているところが多いです。
一括返済なら1度払うだけなのでまだいいですが、繰り上げ返済を何度も行うと手数料負けしてしまう可能性があるので注意しましょう。
手元の資金が少なくなる
一括返済することで、自己資金が大きく減ることになります。
急な出費に対応できるお金が手元に残らない場合、一括返済はおすすめしません。
住宅ローンを一括返済するタイミングは?
一括返済は、住宅ローンの控除が終わるタイミングがおすすめです。
住宅ローンの控除期間は13年(※10年)と決まっています。
一括返済すれば当然、控除も受けられなくなるので、控除期間終了を待ってからが良いでしょう。
※2021年までに購入・居住開始の場合
住宅ローンを一括返済する前にやるべきこと
住宅ローンの一括返済を考えているなら、知っておいた方がいい情報があるんです。
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以下は首都圏中古一戸建ての成約件数と前年同月比の推移を示したグラフです。
出典:ダイヤモンド不動産研究所
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