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ヒロシ
このページでは、浄化槽の撤去にかかる費用について分かりやすく解説。
工事アドバイザー佐藤
浄化槽の撤去費用はどれくらい？
浄化槽の撤去費用は、3万～7万円が目安です。
浄化槽には5人槽、7人槽、10人槽があり、大きさによって撤去費用が異なります。
一般家庭では5～7人槽が設置されていることが多いため、上記の金額が相場となっています。
撤去費用とは別に3万円前後の清掃費用がかかるので、合わせて5万～10万円ほどになるでしょう。
浄化槽の撤去方法
浄化槽の撤去方法には以下の3つがありますが、①の全撤去が一般的です。
① 全撤去
浄化槽の本体や部品などをすべて撤去する方法です。3つの中で費用は最も高額ですが、土地を売却する際には必須なので、全撤去しておいた方がよいでしょう。目安として提示した費用の範囲で撤去できます。
② 埋め戻し
浄化槽の約1/3の装置や部品を撤去し、残りを再度地中に埋め戻す方法です。全撤去よりも費用は安くなりますが、放置し続けると不法投棄とみなされる恐れがあります。
③ 埋め殺し
部品などを残したまま、浄化槽を地中に埋める方法です。費用は最も抑えられますが、こちらも不法投棄とみなされる恐れがあります。また内部に汚水が残っている場合は、5年以下の懲役または1,000万円以下の罰金が課される可能性もあります。
浄化槽を撤去する際にすべきこと
浄化槽の撤去前には、汲み取り・清掃・消毒を済ませておく必要があります。
「浄化槽清掃業」の許可を受けた専門家に依頼しましょう。
また撤去後は30日以内に「浄化槽使用廃止届書」を市町村（県）に提出することが義務付けられています。
最終清掃の記録が求められる自治体もあるので、事前に確認しておくとよいでしょう。
浄化槽の撤去費用を安くする方法
浄化槽の撤去費用を安くする方法は2つあります。
・補助金を利用する
自治体によっては、浄化槽の撤去に補助金が出るところもあります。「工事の着手前」に申請する必要があるので、必ず確認しておきましょう！年度ごとに予算が限られていて先着順なので、早めに申請しておくことをおすすめします。
・複数業者の見積もりを取る
撤去費用は解体業者によって異なります。複数業者の見積もりを取って比較することで「相場よりも高額な費用を請求されていた！」といった失敗を防げますよ。
工事アドバイザー佐藤
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