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ヒロシ
このページでは、空き家を放置するリスクについて分かりやすく解説しています。
工事アドバイザー佐藤
空き家のまま放置するリスクとは？
空き家の管理や処分には手間がかかるので、めんどうだからと放置している方も多いのではないでしょうか。
自宅から遠いと、頻繁にメンテナンスに訪れるのも難しいですよね。
だからといって空き家を放置していると、以下のように多くのリスクやコストが発生する可能性がありますよ。
・維持管理費用がかかる
空き家の所有者は、近隣住民に迷惑をかけないように、庭や建物の管理や修繕を行う必要があります。近ければ自分でできますが、遠ければ管理を委託することになるでしょう。手放すまでずっと、年間6万～12万円の管理費用がかかり続けます。
・固定資産税がかかる
空き家も固定資産税の課税対象となるため、所有しているだけでムダな固定資産税を支払い続けることになります。
・特定空き家に指定される可能性がある
適切な管理をせずに空き家を放置していると、自治体から「特定空き家」に指定される可能性があります。そうなると減免措置が適用されなくなるため、固定資産税は最大6倍、都市計画税は最大3倍に。また行政の指導に従わない場合には最大50万円の罰金が課され、強制解体された場合には所有者に解体費用が請求されます。
・管理責任が問われる
空き家は不法侵入や空き巣、放火などのターゲットになりやすく、老朽化により倒壊する恐れもあります。もし周辺の家や人に被害が出た場合は、空き家を放置した所有者に対して管理責任が問われる可能性がありますよ。
空き家リスクの解決策
空き家を放置しているとデメリットしかないので、なるべく早く対処しましょう。
解決策は主に次の2つです。
① 賃貸に出す
② 解体する
① 賃貸に出す
比較的新しく人が住める状態であれば、空き家を貸し出すことで収入を得られる可能性があります。
ただ設備などが古い場合は、リフォームに多くの手間と費用がかかることも。
リフォームしたからといって必ず借り手が見つかるとは限らないので、マイナスになる可能性も踏まえてよく検討しましょう。
② 解体する
土地を売却する場合、古い空き家が残っていると難航します。
解体して更地にした方が早く売れる可能性は高いでしょう。
空き家問題を解決するなら、いずれの場合も最終的には解体が必要になります。
しかし解体して建物がなくなると、固定資産税の特例の対象外となり税金が高くなるので、スグに解体してはいけません。
ただ、解体するといくら位かかるのかを前もって把握しておくと、解決策を検討する際スムーズに進められますよ。
工事アドバイザー佐藤
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