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そろそろ家を建てたい。
でも「子育てしやすい間取りがわからない」
「何を基準に決めればいいの?」
…費用も高額だし迷いますよね。
この記事では、わかりやすく「子育てしやすい間取りのポイント」についてまとめました。
カズヤ(一級建築士)
家づくりにおいて大切なこと
家づくりにおいて大切なことは多岐にわたりますが、以下にいくつかの重要なポイントを挙げてみます。
ライフスタイルに合った設計
自分や家族のライフスタイルを考慮した設計が重要です。将来の家族構成の変化や、趣味や興味、生活スタイルに合わせた間取りや設備を計画することで、快適な住環境を作ることができます。
予算に合った計画
予算を事前に明確にし、建築費用を把握した上で計画を立てることを優先しましょう。建築費用だけでなく、ランニングコストや維持費、将来のメンテナンス費用も考慮しましょう。
施工会社の選定
施工会社の選定も重要なポイントです。信頼性のある施工会社を選び、施工実績や技術力、信頼性、価格などを比較検討することが必要です。
建物の性能
快適な住環境を作るために、断熱性能や耐震性能などの建物の性能はエネルギー効率の高い設備や素材を選ぶことで、将来のランニングコストの削減や住み心地の向上が期待できます。
法律や規制の遵守
建築基準法や地方自治体の条例などの法律や規制を遵守することも重要です。適切な許可手続きを行い、建物の安全性や耐久性を確保することが必要です。
コミュニケーションの重視
家づくりは複雑なプロセスであり、多くの人とのコミュニケーションが要です。家族や設計士、施工会社との円滑なコミュニケーションを重視し、意思疎通を図ることで、トラブルを未然に防ぐことができます。
家づくりは長期的な投資
家づくりは長期的な投資ですので、将来のことを考えた長期計画を立てることが効率的です。
将来のライフスタイルや家族の変化を考慮し、将来的にも快適に過ごせる家を作るために、将来のニーズを見据えた計画を立てることをお勧めします。
以上のように、理想の家を作るためにはプランニングとデザイン、予算管理、良質な建材や設備、エネルギー効率と環境配慮、機能性と快適性、安全性とセキュリティを考慮し、専門家のサポートを受けながら、将来のことも見据えた家づくりを行うことが大切です。
子育てしやすい間取りとは?
ここからは、子育てしやすい間取りのポイントをご紹介していきます。
・適切な場所に収納スペースがある
適切な場所に収納スペースをつくることで、お部屋をスッキリした状態に保てます。意外と忘れがちなのがリビングの収納。おもちゃや通園用品などをしまう場所がないと、出しっぱなしで散らかりやすくなります。
・家事をしながら子どもを見守れる
対面式のオープンキッチンは、料理をしながらお昼寝をしたりリビングで遊んだりする子どもの様子を見守れます。目が届く範囲なら、子どもと会話しながら家事をしたり、事故を防いだりすることができるでしょう。
・家族がゆったり過ごせる広いリビング
子どもがのびのび遊んだり、宿題をしたりするスペースがリビングにあれば、自然と家族が集まりコミュニケーションが増えます。
・家族が顔を合わせやすい配置
玄関からすぐ自室に行ける間取りだと、子どもが帰宅したことさえ気づかないこともあるでしょう。リビングに階段を設置すると、家族が顔を合わせる機会が増えます。
・安心、安全な構造
ベランダの手すりや階段、段差など、子どもがケガをしやすい場所には注意が必要です。外からの視線など、防犯面にも配慮しましょう。
・子どもに合わせて調整できる部屋
子どもが小さいうちは個室が不要ですが、成長するにつれて自分の部屋が欲しくなるものですよね。スライド式の壁や仕切れる収納など、工事なしでフレキシブルに対応できる間取りにしておくと便利です。
子育てしやすい間取りの例
実際、子育て世代に人気の間取り例をご紹介します。
①リビングを見渡せるオープンキッチン
画像引用:お家のいろは
オープンキッチンからは常に子どもたちの様子が確認できます。
階段もリビングにあるため、外出や帰宅時には家族が顔を合わせられるでしょう。
②仕切れる子ども部屋
画像引用:お家のいろは
子どもの成長に合わせて、仕切りで部屋数が調整できます。
また収納をまとめることで、各部屋の広さも確保しています。
③スタディーコーナーのあるリビング
画像引用:お家のいろは
リビングにスタディーコーナーを設けることで、家事をしながら子どもが宿題をする様子を見守れます。
またリビングに隣接する和室は、扉を開けておけば子どもが遊ぶスペースにも最適です。
子育てしやすい間取りが得意なハウスメーカーを選ぼう!
子育て世代が快適な暮らしを実現するなら「子育てしやすい家づくり」が得意で、施工実績も豊富なハウスメーカーを選ぶことが重要です。
経験が少ないところを選んでしまうと、適切なアドバイスがもらえず、後悔することになりかねません。
また1社だけでなく、複数社を比較して決めることもポイントですよ。
同じ予算でも、メーカーによって提案される間取りはまったく違います。
カズヤ(一級建築士)
住宅展示場へ行く前の効率的な情報収集にもなります。
家づくりを始める前にやっておかないと後悔すること
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カズヤ(一級建築士)
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…など、疑問や不安なども聞いてみましょう。
カズヤ(一級建築士)
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カズヤ(一級建築士)
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家を建てるのが遅くなるほど「損する」って本当?
最後に…恐れながら注文住宅の先輩から言わせていただくと、もし悩んでるなら家は早く建てるのがオススメです。
理由は、アメリカにならって日本でも住宅ローンの金利が上がる可能性があるのと、家を建てた時に国からもらえる補助がどんどん減って、遅くなるほど損をしてしまうからです。
補助の内容 | 変更後 |
---|---|
住宅ローン減税 | 1.0%→0.7%へ減額 |
省エネ住宅の補助金 | 350万円→112万円へ減額 |
すまい給付金、グリーン住宅ポイント制度 | 受付終了 |
などなど、物価上昇にともなって国からのサービスがどんどん縮小しています。
すぐには建てないにせよ、具体的なプランが分かってないと夢は叶いようがないので、大まかな予算や間取りだけでも作って目に見える形にしておきましょう。
もっと早く動いておけば良かった。。と絶対なると思います^^
この記事を書いた人
高橋 カズヤ(一級建築士)
名古屋市在住の一級建築士35歳。「子供が小学生になる前になんとか家を完成させよう」と決意して1年とちょっと。自分でも理想のマイホームを建てることができました。失敗しない家づくりについて紹介しています。この記事が少しでもお役に立てましたら幸いです。