【築50年の家】耐震補強の費用はどれくらい?工事前に知らないと後悔すること

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築50年の家の耐震補強をしたい。

費用はどれくらいかかるんだろう?

不動産アドバイザー

今回は、築50年の家の耐震補強について解説します。

工事を決めてしまう前に知っておいた方がいい情報についてもご紹介しますので、是非参考にしてみてくださいね。

まずは、耐震補強費用の解説の前に「不動産の価値」とその価値を決める「3大要素」について知っておくのが重要です。以下で分かりやすく説明します。

不動産の資産価値って?

不動産の資産価値。それは、「不動産そのものの価値」の事をいいます。

物件の相場価格や新築価格などではなく、物件が今いくらなのか?を指す指標。

新築の物件が築年数20年経過した場合の資産価値は劣化によって下がるため、一定ではありません。

資産価値が下がりやすい物件であれば、売却しても大した価格にはならず、損をすることに。

不動産の資産価値を決定する3大要素

不動産の資産価値は様々な要因から算出されますが、中でも特に大きな影響を及ぼす要素を紹介します。

①物件の構造や防災性・設備
物件の資産価値で大きな影響が見られるのがグレード高さです。
耐震性や設備のグレードが低い物件なら、いくら新築でも資産価値は低いです。
建物の防災性や地盤の固さは特に、資産価値に大きく直結する要素の1つです。
②都市部までのアクセス・駅までの距離
立地も不動産の資産価値に大きく関わってきます。
例えば、東京都心の物件と郊外の物件なら同じ内容でも価格差が生じるように、同じエリアでも駅に近いか?商業施設の有無などでも資産価値は変わってきます。。
駅近で都市部までのアクセスが良い物件は、建築年数が経過していても資産価値が落ちにくい傾向にあります。
③周辺環境
医療施設や教育機関は充実しているか?お店の充実度など、そこに住む人達の様々な利便性も資産価値を左右します。
治安が悪い、街灯が少ない等の場合、資産価値は下がる傾向にあるので注意が必要です。

一戸建てvsマンション…どちらの資産価値が高い?


一戸建ての資産価値
一戸建ての資産価値は建物部分が下落しやすいです。
しかし、一定以上の面積の土地を確保できるので、好立地の土地を購入していれば建物部分を解体して建て替え・活用をおこなうことができます。建物より土地の資産価値が将来重要となってきます。
マンションの資産価値
マンションの資産価値は1棟の価値が下がればその分だけ所有している区分の価値も下がります。
しかし戸建てに比べて頑丈な造りが多く、資産価値の下がり方は緩やかです。

専有面積あたりの単価が戸建てより低くなるので、高い収益価値も見込めるのがメリットです。
立地のよい中古マンションであれば築年数が経過していても人気の物件となり、資産価値は戸建てよりも高い傾向にあります。

不動産価値を高める方法


所有する不動産をできるだけ高く売るために、所有者である私たちは何を行えば良いのでしょうか。

以下で、不動産価値を高める方法について紹介します。

リフォームで不動産価値を短期的に高める
リフォームにより築年数やエリアが同条件の不動産と差別化を図る事ができます。
特に、キッチンやトイレ、お風呂といった水回りは要チェック。
内装、外装をリフォームして第一印象をよくすることで不動産価値を高めることが可能です。
また、手軽にすぐ行える方法であれば掃除やクリーニングも重要となります。
リノベーションで不動産価値を長期的に高める
リノベーションをする目的は、建物の価値をより高めるため、設備を今風な流行をとりいれたり耐久性を高めたりします。
短期的に不動産価値を高める場合は、内部や外壁などの一部をリフォームするのがおすすめですが、長期的に高めていく場合は、全体的なリノベーションを行い価値を高めていくことで資産価値を高められます。

【築50年の家】 耐震補強の費用はどれくらい?

築40年以上の建築物は旧耐震基準で建てられているため、構造的に地震に弱いつくりになっています。

さらに築50年ともなると、いろいろな箇所が老朽化してきているので、早急に補強工事をした方がよいでしょう。

改修箇所ごとの費用目安は、以下のとおりです。

改修箇所 費用目安
基礎部分 100万~150万円
150万~500万円
屋根 100万~150万円

建物の大きさや壁の面積にもよりますが、すべての箇所を耐震補強すると350万~800万円ほどかかります。

さらにリフォームや建て替えになった場合は、数千万円の費用がかかるでしょう。

また工事期間中の数週間~数か月は、自宅に住めなくなるので、引っ越し費用や仮住まいの費用なども必要です。

築50年の家を耐震補強する前に調べておくべきこと

耐震性の低さに加えて、築50年の家では水回りや電気系統の交換など、修繕箇所もかなり多くなってきますよね。

場合によっては、新築の家を建てるより高い改修費用がかかることもあります。

補強工事を検討しているなら、その前に一度いま住んでいる家の価値を調べてみるといいですよ。

査定額によっては補強工事ではなく売却して、耐震性にも優れた築浅の家に住み替えられる可能性があります。

住み替えなら引越しは一度で済みますし、仮住まいの費用もかかりませんよ。

現在、不動産の価格が大きく高騰しています。

(不動産価格指数:国土交通省)

国土交通省発表の不動産指数では、2013年4月からはじまった金融緩和(アベノミクス)の影響で上昇が続いていた不動産価格が、2020年コロナ禍以降に急騰しているのがわかります。

このタイミングで今住んでいる家を査定に出すと、もしかしたら購入金額より高い金額で売れる可能性があります。

その場合は耐震補強するよりも、家を売却して住み替えた方がお得かもしれませんよ。

補修費用で大損しないために、売却するしないに関わらず今住んでいる家の価値を知っておくことをおすすめします!

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複数の不動産会社の査定だから高額査定がでやすいです一括査定で複数の優良な企業の中から、より信頼して任せられる会社を1社選んで任せると良いでしょう。

耐震補強の工事をする前に「家にいくらの価格がつくのか?」

(引用:イエウール公式サイト)

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※最新の価格動向から、2024年をピークに不動産価値が下がると言われています。少しでも損をしたくない方は、早めに価格だけでも調べて今後の方針を検討しましょう。