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築50年の家の耐震補強をしたい。
費用はどれくらいかかるんだろう?
工事を決めてしまう前に知っておいた方がいい情報についてもご紹介しますので、是非参考にしてみてくださいね。
【築50年の家】 耐震補強の費用はどれくらい?
築40年以上の建築物は旧耐震基準で建てられているため、構造的に地震に弱いつくりになっています。
さらに築50年ともなると、いろいろな箇所が老朽化してきているので、早急に補強工事をした方がよいでしょう。
改修箇所ごとの費用目安は、以下のとおりです。
改修箇所 | 費用目安 |
基礎部分 | 100万~150万円 |
壁 | 150万~500万円 |
屋根 | 100万~150万円 |
建物の大きさや壁の面積にもよりますが、すべての箇所を耐震補強すると350万~800万円ほどかかります。
さらにリフォームや建て替えになった場合は、数千万円の費用がかかるでしょう。
また工事期間中の数週間~数か月は、自宅に住めなくなるので、引っ越し費用や仮住まいの費用なども必要です。
築50年の家を耐震補強する前に調べておくべきこと
耐震性の低さに加えて、築50年の家では水回りや電気系統の交換など、修繕箇所もかなり多くなってきますよね。
場合によっては、新築の家を建てるより高い改修費用がかかることもあります。
補強工事を検討しているなら、その前に一度いま住んでいる家の価値を調べてみるといいですよ。
査定額によっては補強工事ではなく売却して、耐震性にも優れた築浅の家に住み替えられる可能性があります。
住み替えなら引越しは一度で済みますし、仮住まいの費用もかかりませんよ。
実は、2021年4月の中古物件の売れ行きが過去最高を記録し、以降も上昇し続けています。
以下は首都圏中古一戸建ての成約件数と前年同月比の推移を示したグラフです。
出典:ダイヤモンド不動産研究所
今住んでいる家を査定に出すと、もしかしたら購入金額より高い金額で売れる可能性があります。
その場合は耐震補強するよりも、家を売却して住み替えた方がお得かもしれませんよ。
補修費用で大損しないために、売却するしないに関わらず今住んでいる家の価値を知っておくことをおすすめします!
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